緊急入院中、とにかく猫のことが心配でした。

佐藤 孝さん(62歳)

一般社団法人 飼い主サポート新潟 事例

 結局、心筋梗塞でしたが、病名は後で名前を付けられるのですね。脈拍がおかしい、息苦しい、血中酸素濃度も低いとなると心筋梗塞が疑われます。私が緊急入院した病院では、これはヤバイと診断したら即手術。太ももからカテーテルを入れて、ステントも入れて。心臓の血管が詰まると壊死が始まりますが、おかげで私は最小限のダメージで済みました。

 

 ところが、その後は集中治療室で絶対安静。スマホも取り上げられ、誰にもいまの自分の状況を連絡できない。幸い手術前に、病院まで運んでくれた妹、職場、ニャンコのお世話を頼む仲間の3人だけは連絡ができ、猫仲間には病院まで家の鍵を取りに来てもらいましたが、コロナのために面会ができない。いまは個人情報がきびしくて、病院も2親等以内にしか病状を知らせないから、もし私が周囲に知られないまま入院していたら? ナースに「猫仲間に鍵を渡して」と言えなかったら? ニャンコはどうなっていたか…「こわいなぁ」と思いました。


 

 

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▲手術をしてくれた先生も大の猫好きで「私も猫が好きだから気持ちがわかります」となるべく早く退院ができるように計らってくださいました(笑)

 

 

 今回の入院で、生きているニャンコを飼っている「責任」を考えさせられました。万が一があったときは、姪っ子にニャンコを託すことにしました。妹が猫アレルギーで「絶対にムリ」と言われているので。私も健康に気をつけて、ニャンコの最期を看取れるようにがんばりたいです。

 

 

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<ニャンコ禁煙成功!>


40年以上吸っていたたばこですが、ニャンコに害があると知ってから禁煙を開始。今まで何をやっても成功しなかった禁煙が2年近く続いています。元は犬派でしたが、ニャンコは犬より話題が多い気がします。猫は人生を変えます。それも、よい方にしか変わらない。