(一社)飼い主サポート新潟は、
飼い主さんとペットが安心して暮らしていける仕組みづくり(セーフティーネット)を目標に設立しました。
「新潟を日本一、飼い主さんとペットがしあわせな県にするために」
私は2015年4月より高齢者とペットのサポートに特化した「どうぶつがかり」という団体を立ち上げました。有志にも恵まれて、現在では年間50件以上の相談に対応しています。そこでは、真面目に働いてきた飼い主さんが病気になってペットと苦境に陥ったり、認知症が進行して本人の意思に反してペットの世話がおろそかになったりする様子を山ほど見てきました。
最初は「何とか助けたい」との一心でしたが、次第に「これは誰にでも起こる。私にだって!」と飼い主さんに共感するようになりました。同時にノウハウや情報さえ知っていたら苦境を防げたケースが多いことにも気付きました。特に、後見人や遺言書の必要性を強く感じています。
(一社)飼い主サポート新潟は、私たちが積み重ねてきた経験から、さまざまな分野と連携しながら「ワンストップの窓口による、飼い主さんとペットのセーフティーネットの構築」を目指しています。動物愛護福祉向上に役立つ遺贈の受け皿になれるように団体も法人化しました。
「新潟のペットはしあわせで、新潟の飼い主さんってスゴイらしいよ」と、他県から注目されるほどになれば飼い主冥利に尽きるのではないでしょうか。どうしたら実現できるのか、心あるみなさまと、ともに考えていけたら幸いです。
代表 三浦 真美